消費量はどれくらい?
現在ミネラルウォーターは世界中の国々で消費されています。その総消費量は約1260億トンという途方もないもの。世界で最もミネラルウォーターの消費量が多いのはヨーロッパ、中でも西ヨーロッパだけですべての消費量の32%近くを占めています。西ヨーロッパの国々はいずれも地質的に地下水の硬度が極めて高い地域が多く、単に地下水を汲んだだけではとても飲料水としては利用できない場合が多いのです。
西ヨーロッパに次いでミネラルウォーターの消費量の多いのは中南米、北アメリカ、アジア・オセアニア、アフリカ・中近東、東ヨーロッパの順となっています。ミネラルウォーターの消費においては前述の西ヨーロッパにおける地下水の性質の問題や、水道水の衛生上の問題、食生活の習慣などが大きな要因となっています。
日本でのミネラルウォーターの消費は年ごとに右肩上がりに増えつつあります。これは健康のためによりよい水を飲みたい、より美味しい水を飲みたいという意識が高まっていることの現れですが、しかしそれでも依然として日本でのミネラルウォーターの消費量は西ヨーロッパの10%程度にとどまっています。
日本では飲料水としての安全性をミネラルウォーターに求めるという本来の目的の他にも、より自分に合った味わいの水を求める、豊富なミネラル分をミネラルウォーターで補おうとする独特な水に対する嗜好も、ミネラルウォーターを選ぶ上での大きな要因となっている場合が多く、これは他の国ではそれほど見られない日本特有の傾向でもあります。
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